Nikon Imaging
Japan
At the heart of the image.

しだれ栗に昇るオリオン星景

突然変異によって幹や枝の成長の姿に特異の体質を帯び、枯死した「しだれ栗」。頂芽の枯死、側芽の生長を繰り返し、奇妙な形になったしだれ栗の枝振りが夜空にシルエット状に浮かびます。しだれ栗の背後から冬の王者、オリオン座が昇ってきました。夜空に浮かぶ雲も不気味な風景を演出してくれます。

撮影メニューの「ライブビューモード」で星を拡大表示させ、マニュアルフォーカスでオリオン座の星にピントを合わせました。手前にあるしだれ栗をややボカし、星にピント合わせすることによって立体的になり、星々が目立つようになります。ソフトフィルターを使用してオリオン座の星々の光芒を滲ませ、星の存在感をより強調させました。また、ホワイトバランスを晴天に合わせ、オレンジ色のベテルギウスと青白いリゲルが発光している本来の星の色を捉えています。大型の三脚にカメラを固定してブレを防止します。

撮影時のポイント

  • ピントリングを動かさないようにテープなどで固定
  • 星々が発光する本来の色を出すためホワイトバランスは晴天に設定
  • 星々の光芒を滲ませることで、星の存在感をより強調
  • 大型でしっかりとした三脚を使用
  • 三脚の脚部、雲台のクランプ類が確実にロックされているか確認し、リモートコードまたはリモートコントローラー(無い場合はセルフタイマー撮影で代用可能)でシャッターを切る事でブレを防止

撮影情報

標準ズーム

使用レンズ
AF-S NIKKOR 24-70mm f/2.8E ED VR

VR機構を搭載し、NIKKOR初のED非球面レンズを採用。極限の画質を追求した高性能大口径標準ズームレンズ。

製品の情報はこちら

撮影データ・使用機材

レンズ:AF-S NIKKOR 24-70mm f/2.8E ED VR
焦点距離:48mm
絞り値:f/3.2
シャッタースピード:4秒
ホワイトバランス:晴天
露出モード:マニュアル
測光モード:マルチパターン測光
露出補正:+0.3段
フォーカスモード:マニュアル(M)
ISO感度設定:ISO 6400
その他使用機材:三脚、レンズフード、ソフトフィルター、リモートコードまたはリモートコントローラー

撮影・解説:八板 康麿

同じカテゴリーの「撮り方」レシピ

ススキ野に浮かぶ月

このレシピを見る

真冬の山並みに沈むぎょしゃ座と天ノ川

このレシピを見る