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てくてくカメラ

和の風情を感じながらめぐる、両国江戸散歩

江戸有数の盛り場として発展した街、両国。戦後大きく街の風景を変えた今でも「両国国技館」や江戸時代に多くの参拝客でにぎわったという「回向院」など、両国周辺には江戸から続く和の文化や歴史をあちこちで垣間見ることができます。今回はそんな両国で、ここ数年で登場した話題のスポットを中心に和を感じる場所や街歩きの途中に寄りたいお店などをご紹介。街のあちこちで感じた江戸の面影に思いを馳せながら、たっぷり両国を楽しみました。

1、‐両国‐ 江戸NOREN → 2、すみだ北斎美術館 → 3、両国を散策 → 4、両国テラスカフェ

1. ‐両国‐ 江戸NOREN

江戸の食文化をテーマにした魅力ある飲食店が集結
両国土産も買うことができる複合施設

最初にやってきたのは両国の新しい観光スポットとして2016年に誕生した食の複合施設「‐両国‐ 江戸NOREN」。両国駅の旧舎をリニューアルして作られており、レトロな外観や吹き抜けの高い天井などに歴史ある建物の趣を感じます。"粋な江戸の食文化を楽しむ"をテーマに作られた‐両国‐ 江戸NORENには、江戸前寿司や天ぷら、もんじゃ、蕎麦、抹茶を使った甘味など江戸時代から親しまれてきた食材や和食を扱ったお店が入っており、江戸の町屋をイメージしたという空間は訪れるだけでも楽しめる場所です。両国の観光案内所も併設しているので、両国に訪れたらまずここに来て情報収集するのもおすすめです。

2. すみだ北斎美術館

世界的な人気を誇る浮世絵師、葛飾北斎
その生涯と作品を楽しみながら学べる美術館

次に訪れたのは、こちらも2016年オープンの「すみだ北斎美術館」。その名の通り、「冨嶽三十六景」など数々の傑作を世に生み出した江戸後期の浮世絵師、葛飾北斎の美術館です。北斎は本所割下水付近(北斎通り辺り)に生まれ、その生涯のほとんどを墨田区で過ごしたといわれています。その縁あって建てられた美術館、まず目に飛び込んでくるのは個性的な外観です。建築家の妹島和世氏による斬新な設計で、アルミパネルで覆われた外壁に雲ひとつない空の色が美しく映っていました。

世界的にも評価が高く、多くの芸術家たちに影響を与えたとされる葛飾北斎。その生涯を学ぶことを目的に作られたという常設展示室には、年齢を重ねるごとに変化していく北斎作品の変遷を見ることができます。海外でも人気だという「北斎漫画」などの絵手本作品は、タッチパネルモニターを使ってゲーム感覚で作品の理解を深めることができます。Rieちゃんも夢中で楽しんでいました。

常設展示室の作品は高精細に作られたレプリカで、スケッチやフラッシュ無しで写真撮影をすることができます(一部作品は撮影禁止)。そのほか、晩年の北斎が娘の阿栄と暮らしていたアトリエをリアルに再現した模型などもあり、展示を通し改めて北斎の秀でた才能の素晴らしさを感じました。なお企画展示室では貴重な北斎作品を展示、多彩なテーマで展覧会を開催しています。デリケートな浮世絵作品とあってこちらは撮影不可ですが、じっくりとその目で楽しむことができます。

3. 両国を散策

北斎通りから吉良邸跡周辺へ
両国街歩きにおすすめのスポットをめぐる

ここからは、両国の街を散策しましょう。美術館のすぐ目の前、北斎通り沿いに見つけたのは2018年で創業108年を迎えたという老舗のおかき屋さん、「東あられ本鋪」です。店内にずらりと並ぶ商品は、季節ごとに入れ替わるものも合わせると約100種類も(!)あるそうで、お客様に喜んでもらいたいという思いから商品が増えていったのだとか。北斎の図柄をパッケージにした「北斎おかき」はお土産にも人気。ひな祭りのおかきなど四季折々に合わせた季節ごとの限定商品もあるそうです。
さらに北斎通りを進むと、カラフルなぞうりが並ぶ気になるお店を発見。ここ「MERIKOTI(メリコティ)」は、ニットに使うメリヤスで作られた紐を編み込んで作る布ぞうり、「MERI」の専門店。ふかふかな肌触りながらほど良い硬さもあり、履き心地は抜群。北欧デザインを取り入れているという色味もかわいらしく、和のぞうりのかたちを活かした新しいルームシューズとして、また両国の新しいお土産としてもおすすめの一品です。

次にやってきたのは「忠臣蔵」の舞台となった吉良邸、その敷地の一部分が残されているという「吉良邸跡(本所松坂町公園)」です。このあたり一帯、約2,550坪の敷地を有していたという吉良上野介義央の上屋敷ですが、当時の面影を残しているのは現在この場所のみ。当時に思いを馳せることができる貴重な旧跡として、歴史好きの人たちも多く訪れる観光スポットになっています。
食べ歩きもお散歩の楽しみのひとつ。というわけでその周囲にあるお店に立ち寄ってみましょう。江戸前の老舗佃煮店「小松屋」が手掛けるお休み処「歴史茶屋 両国縁処」で、江戸時代から伝わる米と米糀のみを使用する製法で作られたオリジナルの甘酒をテイクアウト。明治2年創業という和菓子店「両国大川屋」では、両国にちなみ作られたという「忠臣蔵の吉良まんじゅう」や「おに平だんご」などをいただきました。和菓子と一緒に甘酒を飲んでホッと一息、街歩きの疲れも吹き飛ぶようです。

4. 両国テラスカフェ

寒い季節にぴったり、人気のこたつ席
ぬくぬくのこたつと鍋で心も体も温まろう

最後に訪れたのは、カジュアルなイタリアンや薪窯で焼いた本格ピザ、和のテイストを取り入れた料理など、多彩なアラカルトメニューをいただくことができる「両国テラスカフェ」です。実はこちらのお店、冬季限定のあるサービスが話題なのだとか。さっそく店内に入ってみると、なんとそこには日本の冬ならではのアイテム“こたつ”が並んでいました。
こたつに入りながら食事がいただける「こたつガーデン」、リラックスせずにはいられないシチュエーションです。こたつ席では、洋酒にも合うようにと作られたオリジナル鍋をいただくことができます。今回は、たっぷりの大根おろしと豚肉を合わせたお鍋を注文。スパークリングワインに合わせるのがおすすめとのことで、さっそく乾杯!
足元をじんわりと温めてくれるこたつに入りながら、鍋を囲みくつろぐひととき。寒い冬のお散歩もいいものだなぁ……そんなことを思いながら、心ゆくまでその温かさを楽しんだのでした。

ナビゲーター Rie(りえ)

1994年3月14日滋賀県生まれ。負けず嫌いな性格で、目標のために努力は惜しみません。水原希子さんが大好きで、彼女のようにかっこよくオールマイティに活躍できる人になりたいです。実は今カメラに興味津々、いつか一眼レフカメラを手に入れるぞ!
趣味:ビリヤード
好きな場所:カフェ

お散歩の感想

初めての両国。和を感じる街並みも北斎の美術館もとても新鮮で面白かったですが、特に印象に残っているのはお散歩の途中で食べたお菓子! 東あられ本鋪では揚げたてのあられのフワッとした食感は何ともいえず感動しましたし、両国大川屋の「おに平だんご」は青のりの風味と白あんが絶妙に合って本当においしくて、ぺろりと食べてしまいました。どちらのお店もおすすめです!

撮影スポットの紹介

撮影地マップ

機材・グッズ紹介

D3400 18-55 VR レンズキット

持ち歩きに便利な小型、軽量ボディーとガイドモード搭載で、初めての方にもやさしいデジタル一眼レフカメラです。カメラとスマートフォンをつなぐアプリケーション「SnapBridge」対応なので一度の設定でスマートフォンに常時接続され、撮った写真を自動転送してくれます。SNSへのアップもラクラク、歓びも感動も簡単にシェアできます。

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お散歩関連情報

撮影のマナーと注意

エリアガイド

1.‐両国‐ 江戸NOREN

“粋な江戸の食文化を楽しむ”をコンセプトに2016年、両国駅西口にオープン。両国旧駅舎を改装した建物の中には、江戸の町屋を意識した空間に魅力ある飲食店が並んでいる。観光案内所や日本相撲協会監修の土俵なども見ることができるほか、江戸にまつわるイベントも定期的に開催している。
住所:東京都墨田区横網1-3-20
電話:03-6658-8033
営業時間:10:00~23:30(店舗の営業は各お店により異なる)
休館日:1月1、2日。施設点検日(不定)

2.すみだ北斎美術館

その生涯のほとんどを墨田区で過ごしたとされる浮世絵師、葛飾北斎の美術館として、北斎生誕の地とされる墨田区亀沢に2016年オープン。世界的にも評価の高い北斎作品の展示だけでなく、作品の収集や保存、北斎に関するさまざまな情報を提供、発信している。
住所:東京都墨田区亀沢2-7-2
電話:03-5777-8600(ハローダイヤル(8:00~22:00))
営業時間:9:30~17:30(入館は閉館の30分前まで)
休館日:月曜日(月曜が祝日または振替休日の場合はその翌平日)、年末年始

3.東あられ本鋪(両国本店)

明治43年創業、両国で長く愛されてきたおかき専門店。それぞれの商品にあった製法やこだわりの原料をもちいて、安心安全にこだわったおかきを作り続けている。定番人気の「東一福」や葛飾北斎にちなんだ「北斎おかき」のほか、バラエティーに富んだ商品、季節ごとの限定品なども販売している。
住所:東京都墨田区亀沢2-15-10
電話:03-3624-9733
営業時間:9:00~19:00、年中無休(1/1~1/3を除く)

3.MERIKOTI(メリコティ)

メリヤスで作られた紐を編み上げて作る、ぞうり型の新しいルームシューズ「MERI」を販売するアトリエ兼ショップ。約30種類ほどのデザインがあるというカラフルな「MERI」は、すべてぞうり職人が手作りで編み上げている。ぞうり作りのワークショップも定期的に行っている。
住所:東京都墨田区亀沢1-12-10 平井ビル1F
電話:070-6986-0708
営業時間:10:00~18:00、年中無休(年末年始を除く)

3.吉良邸跡(本所松坂町公園)

旧本所松坂町(両国3丁目)にあったとされる吉良上野介義央の上屋敷。その名所を惜しんだ地元の有志が発起人となり1934年、その跡地の一部分が本所松坂町公園として残された。園内では吉良の座像や「松坂稲荷」のほか、吉良邸にあった「みしるし洗い井戸」を見ることができる。
住所:東京都墨田区両国3-13-29

3.歴史茶屋 両国縁処

吉良邸跡のすぐ隣に2014年にオープンした、江戸の歴史をテーマにした休憩スポット。柳橋の老舗佃煮店「小松屋」がお店を手掛け、お土産として季節ごとの素材を使った江戸前佃煮や和小物を扱うほか、喫茶スペースでは甘酒やおしるこ、落語に出てくる「幾代餅」を再現したメニューなどがある。
住所:東京都墨田区両国3-13-10
電話:03-3631-6060
営業時間:12:00~17:00
定休日:月曜日

3.両国大川屋

代々の主人が職人に徹し、味一筋にお菓子を作り続けてきたという明治2年創業の和菓子店。吉良上野介義央の屋敷跡地の一角に立ち、地元の人だけでなく歴史好きの人も多く訪れる。四季折々の和菓子のほか、銘菓「隅田川もなか」や「忠臣蔵の吉良まんじゅう」など、両国土産にぴったりな商品が並ぶ。
住所:東京都墨田区両国3-7-5
電話:03-3631-3759
営業時間:9:00~18:00
定休日:月曜日

4.両国テラスカフェ

カジュアルなイタリアンや和のテイストを活かした料理、薪窯で焼くナポリピッツァや自家製スイーツまで、多彩なメニューを取りそろえたカフェ&レストラン。ランチタイムにはスポーツ栄養学に基づいたヘルシーな食事を提供、開放感あるテラスではBBQを楽しんだり冬期にはこたつ席で鍋を楽しんだりと、食を通して思い思いの時間を過ごすことができる。
住所:東京都墨田区横網1-12-21
電話:03-5608-7580
営業時間:月~金 ランチ11:30~14:30(L.O.)、ディナー17:30~22:00(L.O.)、カフェ&バー11:30~22:30(L.O.)/土日祝 モーニング9:00~10:30(L.O.)、ランチ11:00~14:30(L.O.)、ディナー17:30~22:00(L.O.)、カフェ&バー9:00~22:30(L.O.)、年中無休

※ こちらに掲載している情報は2018年02月15日現在のものです。

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